シルバーウィークに広島に帰った時のこと。
唐箕は、風によって軽い籾殻と重い麦を分けるという単純な仕組み。扇風機も同じ。最後は手と目の作業。
確かに効率悪いし大変だったけど、おしゃべりしながら汗を流すこういう時間は、機械を使うと得られませんね。
この麦を使ったパンやうどんを食べるのがとても楽しみ。
初めて遠藤ミチロウさんのライブを観たのは、ヲルガン座だった。
ミチロウさんの事、ザ・スターリンの事、何も知らずにただ友達に誘われるがままに行って、ただただ「すごい!」と思った。魂のこもった歌だった。
今年、8年ぶりに観たときは、やっと遠藤ミチロウに会えた!という感覚。歌のひとつひとつが染みた。そしてやっぱり魂で生きてる人だと思った。すごく良かった。
ステージを降りたミチロウさんは意外と小さくて、笑顔が柔らかで、ステージ上の迫力満点のミチロウさんとはまるで違う。でも変わらない存在感があって、全部含めて遠藤ミチロウなんだなぁと、当たり前の事に感動して、やっぱりこの人は素敵な人だと実感した夜でした。
今までドイツで観たライブは、大体パンクとハードコア。
特にハードコアは全然興味なかったんだけど、ここに来て好きなバンドが出来た。一つはケルンのハードコアバンド、FINISTERRE。
女性ボーカルとは思えない声の迫力と、ステージ前で暴れる男が居たら、容赦なく突き飛ばす姿が素敵だった。そんで普段はめちゃ優しい。惚れてまう。フランクフルトとニュルンベルクのライブを観て、彼らのキャラクターも含め、大好きになりました。
ベース2人、ギター、ドラム、チェロという編成で、サンプリングも使ってて、すごく面白い音だった。ライブイベント当日、演者の為にチャーハンと味噌汁を作ったんだけど、ライブ中のMCで「すごく美味しかったよ、ありがとう!」とそこだけドイツ語と英語両方で言ってくれて(オーストリアもドイツ語圏だから多分私の為に)、その優しさに感動。
どちらも、ストイックさと強さと優しさが同居してる素敵なバンドでした。
もう一つ、すごく印象に残ったのは、ドイツの伝説的パンクバンド、EA80のライブ。
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