ニコニコ通り

漫画、木版画、イラストなどなど、製作中。

2016年2月号

1月にドイツの人気パンクバンド、MÜLHEIM ASOZIALのツアーに同行した後、描いた4コマ漫画。

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MÜLHEIM ASOZIALのライブが特に盛り上がるハンブルクでは、ライブ会場のスクワットの外に長蛇の列ができていた。主催者発表で500人越え。

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そして、この曲「Bier gegen Bullen und Deutschland」でめちゃくちゃ盛り上がるのである。

議論好きなアクティヴィストも、小難しい事は置いといて、とりあえずビールを飲み、大合唱。

この、中古のよれよれトートバックに木版画でプリントした関連グッズも一夜で売り切れ。

 

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なーんだ、やっぱりドイツにもマヌケはいるんだね。安心安心。

 

 

 

 

深夜のぼやき

ドイツの自転車ルールは厳しい。
と言っても街中に停めてて、行政に持っていかれるなんて事はないのだけど、自転車で走るときのルールがちゃんとしてる。大きい道路だとちゃんと自転車専用ゾーンがあり、なければ車道を走る、というルール。そして車と同じ方向で走るのが基本。でも歩行者ゾーンが広ければ、自転車もフリーで走れる、みたいなところもある。安全面からしても良いと思うんですが、たまに、あれ?ここ走って良かったっけ?と迷うときもある。それで間違えると、通りすがりのおっさんにめっちゃ怒鳴られたりする。何言ってるかわかんないけど。
先日、いつものように自転車で走ってて、車道に沢山車が停まっててなおかつ車通りも多く怖かったので、ちょっと歩道にお邪魔してしまった。次の自転車専用ゾーンまで50mくらいだし大丈夫かな〜と思っていたら。。。
まんまと警察が待ち構えていて、「ハイ、ストップ〜。身分証明書、見せて」ときた。内心やられた!と思ったけど、「え、なんでですか?」ととぼけて、「ここは自転車で走っちゃだめなゾーンだから」と言われても「ええ、知らなかった。。」と外国人ぶってみたけどダメで、罰金10ユーロ取られました。Scheisse!
わざわざ見通しの悪い場所で見張っていた為か、他にも犠牲者がちらほら・・・。こんな風に取り締まるほど、危ない運転はしてませんけど!歩道も日本に比べれば広いし、車道が狭くて危険な場合もあるんだから、そういうのも含めて取り締まってほしいわ〜。ルールだから、みたいな一点張りで来られると納得できない。
ちなみに夜ライトを付けずに運転してると罰金20ユーロ。まあこれは明らかに危ないので、まだわかる。
 
ついでにドイツの交通事情で言うと、もうひとつ。電車、バスの運賃システムが効率悪すぎる!
改札というものがないので、切符を買っても買わなくても電車に乗れてしまう。で、ホームか車内にある券売機で券を買うんだけど、現金で使えるのがコインのみという不便さ。そして30%くらいの確率で壊れている。2駅くらい移動するだけでも2.8ユーロ(300円ちょっと)もする。で、たま〜に見回りがあって、切符がなかった場合は、罰金60ユーロ。今まで何回も電車やバスに乗ってて切符チェックされたのなんて1回だけ(もちろん切符は買っていたよ!)。たぶん、日本で自転車街中に停めてて行政に持っていかれるのと同じくらいの確率だと思う。そりゃキセル乗車するよな〜、と思ってしまう。
一方、学生だと近郊の電車、バスは無料だし、19時以降は同伴も1人まで無料。17時以降は親子も無料。と、ステキなサービスもあり、、、なんだかマヌケでいいんだけど、バランスがようわからん。
罰金取るくらいなら、運賃もっと安くして、券売機のメンテナンスをちゃんとした方がいいのでは。。。と思わなくもない。
 
罰金っていうのは簡単な発想なだけで、問題の根本的な解決にはならないんですよね。それなら通りすがりのおっさんに怒られた方が、まだ気持ちがいい。
そして効率のみを重視したシステムもどうかと思うけど、みんなの安全や幸せの為に必要なシステムなら、大歓迎なのにな、と思います。

2016年1月号

わーわーわー!!!

気がつけばもう、12月、師走ではありませんか!

 

最近、ドイツ語の習得と週1回の日本食レストランノビコディナーの事に必死で、書きたいことも書くべきこともすっとばして、時間が空けば、ネットで日本のドラマとかお笑いとか観て現実逃避、という日々が続いておりました。

 

ノビコディナーの事は、また改めて書くとして、2016年が終わる前にさぼりまくっていた4コマ漫画のアップロードをしなくては!(8月、9月はアップ済み)

と思いこの1年に描いた4コマを振り返っていると、まあほんと色々あって濃い1年だったなあと。

 

2016年の1月も、ドイツにいました。

お試し移住期間で、何のプレッシャーもなく、のんびりドイツ語を覚えてみたりしていた頃。。。

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まあ、今の私とさほど変わってないですね!毎日大体、

Ich habe die Lampen an!

です。

 

ドイツ語の勉強は、もっともっと辛いかと思っていたけど、案外楽しいです。

もちろん簡単ではなく、名詞すべてに付く冠詞が男性(der)、女性(die)、中性(das)、複数(die)かでいちいち変化し、さらに主語なのか目的語なのか等によって格変化し、前置詞もなんでか特定の冠詞とくっついて変化し、動詞もその主語によって変化しまくったり、とにかく細かい!

音なんだろうな、と思っています。日本語で数詞がいちいち変化するように、例えば「1本、2本」の「本」を「ぽん」「ぼん」「ほん」と使い分けているように。

男性(der)、女性(die)、中性(das)を覚えるのが一番大事で、これにははっきりしたルールもないから、発音して一番心地よい音を選んでみて、と先生に言われるけど、その感覚も慣れ親しんだ言語特有のものなんだろうと思う。私の感覚で選んでもよく外れるし。

そういう違いとか、あるいは共通点とか、学べば学ぶほどよくわかり、いつの間に人はこんなに沢山の言葉を操る事が出来るようになったのか、とか。どんな過程で覚えていくのか、とか。今まで気にしていなかった事をよく考えます。やっぱり日本で学校教育で英語を勉強する状況とは違って、言葉通じない不自由さMaxな位置から、徐々に成長している事を実感出来るから、面白さを感じるし、喜びもある。まだまだ三歳児にも劣るレベルですが。。。

 

なんて、そんな悠長な事言っていられない!12月下旬のドイツ語A1の試験に向けて、がんばらないと!合格しないとビザが下りない!(今はまだ観光ビザで、1月中旬で切れる)

ぎゃーどうしよう!落ちたらどうなるのー?

 

先の見えないドイツライフは続く、、、

 

 

 

 

 

初めの一週間

ドイツに移住して一週間が経ちました。
 
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まだ、移住したという感覚がなく、旅のフワフワ感が続いてはいるけど、マイ自転車を手に入れ、今日は何を着ようかなどと悩んでいると、これからここで私の日常が始まるんだな、とドキドキしながら思う。
私がこれから住む場所は、ドイツ、ケルンにあるシェアハウス。ここには12名が暮らしている。
倉庫を改装したような造りで、秘密基地感があってとても素敵なところだ。かつ、生活用具に関してもとても充実していて、食べ物も全部シェアするから、食いっぱぐれることはない。最高。
最近ピザ専用のオーブンを買ったらしく、私が引っ越した翌日はピザパーティーが催され、美味しい手作りピザを山ほど食べた。私はてりやきモチピザを作って振る舞った。
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のび太がやってる週1回のノビコディナーのお手伝いもした。ノビコディナーは、Cafe Fatschという、共同運営のカフェを使わせてもらって運営する日本食レストラン。
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赤紫蘇を使ったふりかけを作ったり、出汁殻の昆布を使って昆布チップス作ったり。日本でもあまりやらない事をドイツでやってる不思議にケラケラ笑い出しそうになりながら、準備したのは3日目の事。4日目がノビコディナー当日で、朝から仕込みをして、早くも軽く接客をする自分に困惑もしたけど、とても楽しかった。
メニューは、コロッケ定食。皆さん、白いご飯をそのまま食べるのが苦手らしく、最終的にひじきご飯かネコマンマになっていた。ある意味上級者。
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5日目に、やっと自分の部屋を掃除した。がんばればヨガ教室でも開けそうな広さで、どうしていいかわからない。モノでごちゃごちゃにしたいのだが、いかんせん自分の荷物は激減しているので、しょうがない。8人くらい泊まれそうなので、誰か遊びに来てください。
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夜はのび太が山で採集してきた、ハナビラタケというきのこを皆で食べた。舞茸のような見た目だけど、初めて食べる。とても美味しかった。
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そして昨日、マイチャリを手に入れた。のび太の友達のアパートで眠っていたやつを譲り受け、諸々の修理の為、ケルンのAZ (Autonomous Zone)へ。ここは、しばらく使ってなかった工場跡のようなところを若者が占拠して、その後、町との話し合いで合法的に自分たちのオルタナティブスペースとして運営する、ドイツの都市部ではよくあるケースのスペース。ケルンのAZには、自転車修理の工房があって、捨てられた自転車から集めた各パーツが所狭しと並び、自転車LOVEのメンバーらが、色々と世話を焼いてくれ、どんどん直してくれる。もちろん出来るところは自分でするが、無償で沢山の知識と技術を大放出してくれる。ちなみにお代はカンパ制で、すべてこの場所の運営費の為に使われる。
AZの中には、他にも木工所やらアートアトリエやら、スポーツジムやら、音楽スタジオやら、もちろんライブスペースとBarスペースまで、全部揃っている。体育館くらいある中庭では、せっせとたき火の準備が進められている。前も来てるし知ってたけど、改めて自治のレベルの高さを思い知った。
 
そんなこんなで、無事自転車をゲットしたので、これからは高い電車賃を払わずとも、どこへでも行けるのだ。
やったー!
これからこの町で、お気に入りのお店や場所、道を見つけていくんだ。
生活、生活。楽しむぞ。
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↑スーパーで一番安いビール。500mlでなんと約20円!味はまぁまぁ。
 
以上、ドイツ移住、一週間目のレポートでした!
 
 
 
 
 
 
 
 
 

2016年9月号

広島の十日市にある、音楽喫茶ヲルガン座の1階は、十日市アパートというおしゃれカフェ。同じ系列ながら、ヲルガン座のマニアックで若干入りにくい雰囲気と違い、開放的で気軽に入れる造りになっている。

その結果、こういう風景がしばしば見られます。

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昨日で、そんなヲルガン座・十日市アパートでの勤務が終了しました。

この半年広島で楽しく過ごせたのは、ここで、陽気なスタッフの皆さんと働けたおかげです。

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開店1年目から、4コマ漫画をスケジュール紙に掲載させてくれ、いつも私のホームだったヲルガン座。働き始める前、何か恩返しが出来たらいいな・・・なんて図々しくも思っていたのだけど、働いてみたら学ぶ事ばかりだし、友達は出来るし、ワークショップもやっちゃったし、自分にとってプラスになる事ばかり。その逆に、与えられた仕事以上の、お店にとってプラスになる事を、私はどれだけ返せたんだろう。

東京に住んでた頃、イズミさんがライブで上京したときは、遊びに行って一緒にお酒を飲み、他愛もない話から人生悩み相談まで、色んな話をするのが本当に楽しかった。

それは広島に帰ってきて、一緒に働き始めるとなかなか出来ない事で、山ほどの業務を抱えながらめまぐるしく動くイズミさんを見ていると、前より近いけど、遠い存在になってしまった気がしていた。そして、まだまだ未熟な自分にぶち当たる。もはや比べてもしょうがないレベルではあるが、、、

そんなイズミさんに今日挨拶に行った。楽屋でツアーの衣装合わせをしているイズミさんの横で、ちびちびビールを飲みながら他愛もない話をした。久しぶりのこういう時間がとても嬉しかった。その後、リハも少し見せてもらっていたら、「どの曲が好き?」と聞かれたので、「本当は何もなかったのかもしれない」という曲だと言うと、アコーディオンで歌ってくださった。

実は、いつかチャンスがあるなら、この曲をリクエストしようと決めていたのだ。

夢がかなって良かった。じんわり響いて、ホロリと涙した。

私は心底、ゴトウイズミのファンなのだと思った。

イズミさん、本当にありがとうございます。

またいつか、一緒にお酒飲みながら、おしゃべりしましょうね!

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NO LIMIT 東京自治区、からの、これから。

9月に東京で開催された、一週間ぶっ通しのイベント、NO LIMIT東京自治区。あれは一体なんだったんだろう、いまだに考える。

東アジアを中心に、海外からは約180名が集結。開催されたイベントは50以上。それぞれの国・地域で、オルタナティヴなスペースを作ったり、音楽活動やアート活動、社会活動をしている人達も、ただその辺りをウロウロしているだけのマヌケ達(一番重要)も、ぜんぶごちゃまぜになって、連日交流。一緒にご飯を食べ、路上で飲み会。高円寺の駅前広場は、どこの国でもない、マヌケ達による新しい町のようだった。

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最終日の新宿で行われた、世界大バカ結集記念鎖国反対デモは、スタートからドイツのパンクが響きわたり、中国語や韓国語などのコールが行われ、周囲を困惑させること必至な、訳わからん感じで最高だった。

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デモの後のライブイベントで、ドイツから来たパンクバンドLambsのライブを観たとき、私も彼らと共に「やり切った・・・」と思った。日本ツアーにも関わり、9月から一番一緒に過ごしてきたからか、言い過ぎかもしれないけど一緒に鳴らしているような気分になった。感極まり、何も言えずぼ〜っと眺めていた。

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色々ありすぎて、本当にとんでもなかったし、普段は見れない風景をみせてもらった。でも、そんな非日常を楽しむイベント、というよりは、なんか日常的な一週間だったような気がする。
イベントがこんなにあっても、私が行けたのは10コ位。あとは高円寺のなんとかBARでお昼ごはん作ってみんなで食べたり、ダラダラしたり、夜はどこかしらで飲んでたり、イベント関係なくカラオケにも行った。そして体調を崩し、最後の方は殆ど友達宅で寝ているという悲しい事態に。。
私の性格上、一週間でめちゃくちゃ沢山友達が出来た!って訳じゃないけど、よく顔を見る人は覚える。色んな国から来た顔見知りが沢山ウロウロしてて、一週間あると慣れてきて、名前知らんでも「あ、どうも〜」て目と目で挨拶する。そんな感じが、あまり背伸びをしない日常を思わせた。
そして全く違う印象の、それぞれのNO LIMITが、高円寺で、新宿で、下北沢で、神保町で、国立で、色んな場所であったんだろう。
NO LIMIT東京自治区は、「そう世の中の流れに巻き込まれずに、こっちのやり方で好き勝手にやっちゃうよ〜」がコンセプト。自分たちのやり方で遊び、生活していく日常を作り上げるのが、最終目標なのだ。 
金金金!!!を中心に、各地で起きる戦争やテロ、国家権力による暴力。排他的なナショナリズムが広がっていってる世の中の流れに、私も絶対乗りたくない。なので、この国境を越えた自分たちの文化圏が結集した東京で、一週間過ごせた意味はとても大きい。
すべてはこれから。陽気なマヌケ達と連帯して、楽しく可笑しく生きていくんだ。
 
 
 
私のこれから。
いよいよドイツ移住の日が近づいて来ました。
移住後、私が住むのは約10名が暮らす、工場を改装して作ったみたいなシェアハウス。Lambsのメンバーのうち3人はシェアメイトになる。だけどこれは3ヶ月で終了し、その後はのび太のび太のシェアメイトのマヌケなエリトリア人と一緒に暮らす予定。うんうん、なかなか良いマヌケライフが送れそうだ!
問題は言葉で、ドイツで住むにはドイツ語の基礎試験をパスする必要があり、嫌でも語学学校に通い習得しないといけない。。。34歳の脳みそで、かつ英語も大して話せないのに、果たしてついていけるのか!?
あともうひとつの心配は仕事。何も決まっていない。ドイツに行くと、日本とコネクションのあるドイツ在住日本人というマイノリティになれるので、それを活かして出来る事を探せたら、と。あと、マヌケなイラストをご所望な方!世界各地からのイラスト仕事、お待ちしています!
こないだ本屋で、自分が表紙のイラストを描かせてもらった本「世界マヌケ反乱の手引書」松本哉:著 が並んでいるのを確認し、くすぐったい嬉しさでいっぱいになりました。
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ドイツでこれからどうやって生きていくか。考えだして、漠然と不安になり眠れなくなった時は、この3冊を読んで乗り越えていこうと思います。
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10月17日に日本を発ちますが、その前に少し、九州を旅します。
12日〜13日は長崎。そして、14日〜16日は熊本です。
長崎は大村のヒカルさん、熊本は菊池のアンナプルナ農園にお世話になります。
アンナプルナ農園で開催される東アジア地球市民会議&花鳥村祭では、A3BCの木版画ワークショップが予定されています。
東京から広島に帰るときも、体調不良でみんなが飲んでる場所にも行けず、感動的なお別れが出来なかったけど、きっと熊本でもそうなるだろう。ワークショップでバタバタする中、完成を見届けることなく、途中で抜けて成田に向かう。
そんな感じでいいと思う。
ありそうな日常の続きに新しい生活が待っているのも、悪くない。と言い聞かせる。
 
 
毎日がNO LIMIT!!!そんな世界を目指しましょう。
 
今まで私と関わってくれたすべての方へ。
心から、ありがとう!と言いたいです。
これからも、どうぞよろしくお願いします。
 
 
 
 
 
 
 

9月9日はドイツのパンクと広島のパンクがJUGEMUで観れる!

告知!

9月9日(金)、広島JUGEMUにて、こんなライブイベントやります!!!

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ブログにもよく登場している、のび太(ドイツ人)のバンドLAMBSと、その友達のバンドKACKSCHLACHTの、西日本ツアー広島編です!

 

対する広島のバンドは、絶望ルーシーと金族バット!

どちらも本当に観るのが楽しみで、この形でイベント出来る事をとても嬉しく思っています!これもそれも、バンドに声をかけてくれた、りょうすけ君のお陰。ほんと感謝!

 

絶望ルーシーはまだ十代のパンクバンドで、ボーカルのレンヤ君の、大阪の専門に行こうとするメンバーを広島に引き止めるエピソードが、横暴だけどとても好き。広島のパンクバンドでいたいってところも。


絶望ルーシー『狂気のサタデイ』

 

金族バットは一度観たことあって、ボーカルのエマニエルさんのMCが天才的に面白く、いつまでも聞いていたいと思った。今回、ベースに新メンバーを、ドラムに少年フォークのりょうすけ君をサポートとして迎えての参加!


金族バット 放棄にまたがれ

 

 

そして、ドイツの2バンドについて、ちょっと紹介。

LAMBS(ラムス)

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ドイツ、ケルンの DIY パンクシーンの中から生まれた5ピースバンド。90 年代のエモコア的サウンドで、 政治的かつ私的な事をテーマにした曲が多く、社会のルールや自分の感覚にさえも疑問を投げかけている。 力強いサウンドながら、弱さや迷いを表現する彼らのスタイルは、Lambs(仔羊)というバンド名にもぴったり。結成して2年、今やドイツの DIY パンクシーンの中で、重要な存在となっている。 

 

Kackschlacht(カクシュラハト) f:id:nicolaus92:20160824010251j:image

ドイツのブラウンシュヴァイクを拠点とするツー ピースパンクバンド。サウンドは、分かり易いパンクだが、そのシーンを皮肉った歌詞も多い。「反ドイ ツ」「反仕事」「反警察」といったシンプルかつ政治 的なテーマも、何故か彼らが歌うと、ハートウォーミングに。尖ったパンクスの心も丸くなること必至。 小柄でひげ面というマヌケな風貌も、重要なポイントだろう。そして、2人共ビールが死ぬ程好き。因にバンド名の意味は、「ウンチ合戦」。かなりアホっぽいネーミングだが、ブラウンシュヴァイクでのラ イブをオーガナイズするなど、DIY パンクシーンを 盛り上げてくれている。

 

ドイツに2ヶ月滞在していた時、どちらもライブ観たし、つたない英語でメンバーとも交流して。音楽的にも人柄的にも、とても好きになりました。

だから、これはぜひ、来て観てほしいです。

投げ銭なので、お気軽にね!

 

そして、会場のJUGEMU。広島で45年続く、老舗のミュージックBarです。

45周年記念のイベントをヲルガン座でやって、100人以上が駆けつける、そういうBarです。

ここで、パンクのライブをすると言うと、大抵驚かれるけど、「出来るよ〜!」と言ってくれたので、やります!懐が深い場所なんです。

 

何か起きそうな予感しかなくて、ワクワクどきどきしている。

色んな意味で事件になる可能性大!

ぜひ、目撃しに来てください。そして、一緒に飲みましょう!

 

【日時】9月9日(金)

    OPEN  19:00 / START  19:30

【場所】Music Bar JUGEMU

【料金】投げ銭制+1 drink order

【出演】金族バット

    LAMBS

    絶望ルーシー

    KACKSCHLACHT

    (出演順)

 

因みに、LAMBSとKACKSCHLACHT、日本ツアーの詳細はこちら!

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お近くの方、ぜひチェックしてみてね!