ドイツに来てもう2年とちょっと。
私の語学は、低迷を続けております。
それが続く限り、以下のようなあるあるが、きっと繰り返される事でしょう。。
ドイツ語が上達しない限り、英語力が上がる事はないのだ。トホホ。
週2回くらいで通えるドイツ語学校に行くお金と時間を確保するのが来年の目標です。
6月の4コマ漫画は、ドイツのヴィーガン事情について、少し。
他にも、商品の中で、認証マークはないけど実はヴィーガンでした。みたいなものにも、たまたまヴィーガン(zufällig vegan)と言うらしい。
ヴィーガンマインドがよく浸透しているからこそ、こういう言葉が生まれるんだろうな。
非ヴィーガンでありながら、ヴィーガン料理を作る私としては、ヴィーガン素晴らしい!と手放しに言えない複雑な気持ちはあるけど、肉魚卵牛乳ナシなんてあり得ない!みたいな偏見もちょっと捨ててみてほしいな、と思ったりする。
実際ドイツでは大体の品物にヴィーガンのオプション(代替品)があり、ヴィーガンハムのクオリティの高さにも感動した。不味いのもあるけど。
こないだも、ヒラタケというキノコを唐揚げにしたら、美味すぎて大豆ミートさえ要らないレベル。
魚も肉も、ちゃんと安全なものをたまーに食べるくらいで全然よい。ちゃんと価値付けて高価になればよい。美味しいもの、他にも山ほどあるんだから。
そういう食のオプションが広がったっていう面では、職業ヴィーガンである事も意義深いことかな、と思ったりしています。
魚LOVEなので、ベジタリアンにさえなれないけれど。たまに食べれる魚を楽しみに生きてます。
4月3日、ノビコがついにオープン!!!
タレ問題ね・・・。
こういうところでも、ちょっとした食文化の違いが出るんだなぁと。
でも、異文化の食事をしに来ているわけだから、とりあえず食べてみればいいのに、見た目だけですぐにテーブルに置いてる醤油をかけちゃう人もいて、ちょっと残念。
そして結局醤油まみれになったご飯のみが返ってくるという、悲劇。。。
最近は、お客さんも慣れてきたのかそういうことも少なくなってきた気がする。
そこからさらに、人によって食べ方の好みが出て来ると、嬉しくなる。タレ多めでも少なめでも、別々でも。
人それぞれの楽しみ方があって、それを楽しんでくれたなら本望です。
さて、前回の続きで、今回はカーニバルの中のGeisterzugというオバケパレードについてご紹介。
2月のカーニバル週間の中の土曜日の夜、ケルンのどこかの街で行われるこのパレードは、他のパレードとちょっと雰囲気が違う。
一番の違いは、みんなで歩く、というところ。他のパレードはショーをする人が順序よく歩き、周りに観客がいるけど、Geisterzugはみんなが自由に出入りできるし、なんか無秩序でとても良い。
元々は、イラク・クウェート戦争の際にカーニバルそのものが自粛となり、その代わりに反戦デモをやろう!ということで生まれたのがこのパレードらしい。なーんだ、やっぱり元々デモだったのか。今でもプラカードを持って歩く人がチラホラ。
しかも、デモほど警備もないし、カーニバル期間ということもあり、わりとやりたい放題。人ん家のガレージで太鼓叩いて盛り上がったり、コース間違えたり。今回もゴールまでたどり着かず、別の場所でフィナーレを迎え大盛り上がりしたとか。(私は寒すぎて途中で離脱。)
昨年は、ただ一緒に歩いただけだったんだけど、今年はノビコのある町カルクで行われるということで、仮装しよう!という事に。友達の家でメイク道具一式を借り、出来上がった仮装がこちら。
リアル写真はもっとやばい!
我ながら、、、怖い!!!
悪夢に出てきそうだ。
来年もぜひ参加したいんだけど、ネタは何がいいかな〜。
スケバンコスプレとかしてみたいけど、セーラー服手に入らんし、オバケ関係ないし!
妖怪系もいいかも。
なんて夢を膨らませてみたが、土曜日の夜にノビコを休めるわけがなかった!
チーン・・・。
ケルン、2月、といえば。
そう、カーニバルである。ケルンが1年で最も狂乱に包まれるイベント。
カーニバルとは何か?
とても簡単にざっくりと、4コマ漫画で説明してみました!
実は、カーニバルのスタートは前年の11月11日11:11。もっとも盛り上がる2月上旬までも度々色んな場所でカーニバル関係のパーティーが行われるが、みんなが本気を出して浮かれるのは、最後の6日間。つか、イベント期間が長すぎる。
この6日間は、とにかく飲んで騒いで歌って、また飲んで。しかもただ飲むだけではなく、派手で浮かれた仮装をすることが超大事。普通の格好をして街へ繰り出そうもんなら、未来の宇宙ステーションに降りたった昔の人のように、冷めた目で見られてしまう。
この写真でいうと真ん中の巻き寿司コスプレが普通で、横に並ぶ私たちが、何もわかってないアホンダラなのである。
この6日間には、ちゃんとスケジュールがあって、ざっと紹介するとこんな感じ。
*木曜Weiberfastnacht(女性のカーニバル)
11:11から祭りがスタート!
この日は、女性のためのカーニバル。元々は、普段家事育児に追われる女性たちが外でハメをはずしてもオッケーな日とされていた。今や共働きが殆どだし、女性は家庭、みたいな考え方は古いので、どうでもよい感じだが、この日は男性権力の象徴であるネクタイが切られてしまっても文句は言えないのだとか。
因みに誰にでも(合意のもと、ほっぺに)キスしてよい日とも言われていて、都合よく考える人々がセクハラに走る、という悲しい現実も…。
*金曜
特に何もなし。飲むだけ。
*土日
いろんなパレードが各地で行われる。
おばけの格好をして街をみんなで練り歩くGeistarzugは、デモみたいで楽しい。
*月曜Rosenmontag(バラの月曜日)
カーニバルの最高潮。仮装パレードの山車が町中を練り歩いたり、お菓子を撒いたり、飲んだり歌ったり踊ったり。
*火曜Nubbelverbrennung(ヌーベル燃やす)
祭りの最中に、浮かれポンチがしでかした粗相をすべてヌーベルという人形の所為にして、文句言いまくった後、火あぶりに。
燃やされる人形を前にして、カーニバル の終わりを惜しみ、泣き出す人もいるとか。
*祭りのあと
Aschermittwoch (灰の水曜日)
カーニバルの熱狂から一変、この日からイースターまで静かに過ごす。
なかなか奥深い祭です。
去年は木曜のWeiberfastnachtに街を歩き、土曜のGeistarzugに参加したのみ。
来年はぜひ、ヌーベルを罵倒したのち燃やす現場にかけつけたい。
次回の4コマも、カーニバルの紹介です!
2018年2月。スケジュール紙に4コマ漫画を掲載してもらってる、広島の音楽喫茶ヲルガン座はついに10周年を迎えました。
1年目の7月頃からこの4コマ漫画を描き始めたので、この10年は私の4コマ漫画の10年でもあるんだな〜、なんて思って、描いた2月の4コマ漫画です。
そうだ。2008年の私は、真面目に、王道の方法で、漫画家を目指していた。
そこから紆余曲折、迷走して今にたどり着いたけど、4コマを描き続けていることは変わっていない。そのことは、割と自分にとって誇れることだったりするのです。
何度でもいうが、そういう場所を与えてくれているヲルガン座には本当に感謝!
これからも、ヲルガン座は、ヲルガン座であり続けますよう!
気がつけばもう11月!
やばいやばい!今年もあと2ヶ月きってしまいました。
毎年恒例となりつつある、年末に今年の4コマ漫画をアップして振り返るの巻、
ぼちぼち始めさせてもらいます・・・!
(本来なら毎月アップするものを、サボりぐせがつきすぎて、このパターンが定例化してしまってます。。)
2018年はノビコオープンの記念すべき年。
一つの夢を前にして、なんだか不思議な巡り合わせについて思いを馳せ、これって運命だったのでは!?なんて勝手に盛り上がること、ありますよね?
父は、本当にうらやましそうで、イスラエルで知り合いが豆腐屋やってるらしいから、繋がったら面白いんじゃないか?とか、まるで自分のことのようにワクワクしていました。そうね、イスラエルの豆腐屋。面白そうだけど、ちょっとやっぱ、遠いかな。