ドイツに来て一番最初に教えてもらった言葉は、「Scheisse」(シャイセ)=「Shit」だった。
その言葉が似合うのは、おそらく都会だろう。人とモノに溢れた場所には、必ず「Scheisse!」と言いたくなる事がある。だから面白いのだ。
くるりが「東京」を歌ったように、ベルリンも沢山歌を持っている都市。「ベルリン最高!」と歌ったものがあれば、もちろん「ベルリンScheisse!」と歌っているものもあるそうだ。ベルリンに向かう車の中でその代表的な歌を教えてもらった。
「ベルリン臭い!ベルリン汚い!昔のベルリンは良かったのに!」と文句ばっかり歌っているそうだが、それを知ってますますベルリンが楽しみになる私。
「素晴らしい!最高!」という褒め言葉だけ聞く街なんて、なんかつまんないじゃないですか。基本人間社会は「シャイセ!」って思う事だらけだから、そう言えるって大事なこと。それを音楽で表現しているものは、とてもクールだと思う。
それではベルリン以降、頭の中で流れ続けたこの曲を聞きながら、ベルリンの写真をご覧ください。
写真は控えましたが、犬のウンチも沢山落ちている。それはもう、幼稚園児がお絵描きの時間にこんな標語を描いてしまうほど。
It's Berlin!!!!!
ドイツ旅行④に続く!