4日目。朝ご飯を公園で食べよう!ということで、向かったのがテンペルホーフ空港公園。冷戦下に西ドイツが使っていた空港をそのまんま開放しているところで、とにかくめちゃくちゃ広い!!!
なんだかせせこましくなくていいね〜。
飾らず、気にせず、シンプルに。この場所に来て、一気にベルリンが好きになった。
公園の一角にあるUrban Garden(都市の農園)もとても素敵な空間だった。ひとつひとつ個人が借りてる農園とは思えないほどオープンで、誰でもこの空間をシェアして楽しむことが出来る感じ。
ドイツに来て、ベルリンに来て、日本でいかに気を使って生きてるか、実感する。必要な時ももちろんあるが、大体は人目だったり、社会的な儀礼とかポーズだったりどうでも良いことなのだ。
自分の、自信の無さ故の臆病さ、人への警戒心に対して、何故そんな事を気にするの?と街や人が問いかけてくるようだ。それは変えたいと思う自分が居るからで、憧れでもあるからだ。だから仕事もやめたし、こうやってドイツを旅している自分が居る。
一方で、憧れていても頭では分かっていても、出来ない自分もいる。それすらもちゃんと認めてあげたいと思う。
自分は自分だ。どこまでいっても。
クーピーという、ドイツで一番有名なスクワットへ行く道すがら、音楽フェスを開催していたらしく、沢山の人が公園でくつろいでいた。
私は、歴史的建造物とかヨーロッパの街並とかよりも、こういう光景を美しいと思う。
街の中のグラフィティに心が躍る。
??が浮かぶ景色を面白いと思う。
ベルリンは、好きなものや人を、素直に好きと言いたくなる街。
ドイツ旅行⑤に続く!