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ニコニコ通り

漫画、木版画、イラストなどなど、製作中。

2015年12月 ドイツ滞在記②

旅行記

今までの2週間、ずっとケルンに居たわけではなく、のび太のバンドのライブツアーに同行させてもらってフランクフルトとニュルンベルグに行った。

フランクフルトのイベントチラシはこれ。

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のび太もドラムで参加しているパンクバンド「MÜLHEIM ASOZIAL」はドイツパンクシーンの中で結構人気がある為、フランクフルトのパンクス達が一挙に押し寄せて、会場は物騒な格好をした人達でいっぱいだった。主催者も、ビジネスシティーのフランクフルトにこんなにパンクスが居たのか!とびっくりしていた。

 

ところで会場の「KLAPPERFELD FFM」というスペースは元刑務所で、ナチ時代にゲシュタポによって一時的な収容所としても使われていたり、戦後も違法難民が収容されていたりと、非人道的な歴史を持っている場所だったそうだ。そんな刑務所のあり方に対して批判的だったフランクフルトの若者によってスクワットされ、今では刑務所の様子が解説パネルと共に、常設展として見ることが出来るようになっている。地元の小学生がツアーで見学に来たり、アートイベントやワークショッップも行われているらしく、結構市民に開かれた場所のよう。

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刑務所の個室や集会所を見せてもらったが、天井にライターで焼いたような文字が沢山あったり、悲痛な叫びが聴こえてきそうな絵が刻まれていたりで、生々しかった。

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そんな真面目な展示をしている横で、パンクス達が大暴れしているという、つながりがあるようなないような、面白い空間だった。特にMÜLHEIM ASOZIALのライブの時は、ステージと観客の間に仕切りがない為、ごちゃまぜになって暴れまくっており、「カオス」の一言でした。

ライブ後、疲れきったMÜLHEIM ASOZIALのメンバーは、「ファンとの距離がほしい。。。」とつぶやいていた(笑)。

このMÜLHEIM ASOZIALは、ステレオタイプなパンクに対する皮肉で、わっかりやすいパンクをやっているのに、それが分かってもらえずステレオタイプなパンクスファンが沢山いるというマヌケなバンド。このツアー、彼らと過ごしたのがめっちゃ楽しかった。

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フランクフルトの次の日は、ニュルンベルグ。イベントチラシはこれ。

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パンクフェスなので、結構出演バンドも多い。会場の「KUNSTVEREIN NURNBERG」は元々ナチス党の学校?かなんかだったそうで、めちゃくちゃ広かった。でっかいステージや、ライブスペース、Barもいくつかあって、泊まるスペースも完備。トイレもめちゃキレイで、充実度が高かった。しかし集まるのはパンクスなので、一晩でやはりカオス状態に。

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ライブも盛り上がり、アフターパーティーも明け方近くまで続き、皆80年代ポップスで踊り狂っていた。

↓テンションが上がって組体操を始める人達。

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成田さんが持たせてくれた、「TOFU」パッチものび太のパッチに混ぜて売ってもらいました。結構人気で、やはりこれは売れる!と確信したので、同じデザインで大量生産をもくろみ中です(のび太が)。

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建物の写真など撮り忘れたけど、周囲も広々していて居心地の良いスペースだった。

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バンドのメンバーでもないのに、一緒に移動出来て、ご飯もお酒も寝るところもあって、本当に本当に有り難かった。こんな経験は簡単に出来るものではない。

もらった分、何かで返していけたらいいな、と思う。

感謝!!!!!