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ニコニコ通り

漫画、木版画、イラストなどなど、製作中。

2016年1月 ドイツ滞在記⑦

あけましておめでとうございます!!!

 

さて、年末年始はオランダへ行って来ましたよ〜。ドイツから電車で約3時間でロッテムダムという街へ。あっという間すぎて、言葉も文化も違う外国に来た感覚があまりないが、街を歩いているとフワッとマリファナの匂いがして、おおそうか、と。

ということで、早速Coffee shopへ!

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Coffee shopと言っても茶飲みに行ったわけではないですよ。マリファナを売ってるお店を一般的にそう呼んでるらしい。勿論コーヒーも飲めますが。

切符売り場みたいなカウンターで、1g、購入してみました。お値段は約10EURO(1500円位)。

誤解ないよう言っておきますが、マリファナを買うこと自体、初体験です。なので、普通に買えることに対する感動もそんなにないけど、日本で犯罪とされている事がここではOKで、何が危険で何が悪とか、自分で考える必要があって、ルールとか関係なしに、体験して自分で好きかどうか決める、安全なチャンスかな、と思った。

カウンターごしに「どこから来た?」って聞かれて、「日本からです。」と答える。やっぱりちょっとドキドキした。

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ロッテムダムから車で一時間移動して、海の近くのバンガローハウスへ。

別荘地なので、同じようなバンガローが並んでいて、ちょっとした住宅街のよう。でも冬だからか、人は少なかった。

スーパーで4日分の食料とプディングを買う。オランダと言えば、プディングなのだそうだ。飲み物のようにプディングが売られている。

大晦日は、ドイツ語で「シルベスタ」という。クリスマスは家族と過ごし、シルベスタは友達とパーティー、というのが一般的で、晩ご飯はラクレットというチーズの料理。野菜とかシーチキンとか好きなものを小さいパンにのせて、チーズものせて、ホットプレートの下で熱して食べる。上のプレートでも、好きなものを焼く。

この一石二鳥みたいな器具、最高じゃないですか?日本だと、上は焼き鳥になるな。

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そして、年越しの瞬間は花火を盛大に鳴らすらしい。街中だと煙で何も見えない位ドンパチ鳴っててまるで戦争のようだと。

そんな少し明るんだ街を遠くから眺めつつ、私たちはささやかな花火を楽しんで、2016年を迎えた。

 

海辺の散歩は毎日2時間〜3時間。昼の海と夜の海、天気によっても全然色合いが違って、飽きることはなかった。オランダの海は遠くの方まで浅瀬で、波も穏やか。キレイな砂浜がずっとずっと先まで続き、視界がものすごく広い。

波風によって作られた砂の形や引き潮で作られる小さな川も美しかった。海の遠くの方で、野生のアザラシが顔をひょっこり出してるのが見えた。

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夜の、闇の世界も良かった。

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1月2日は誕生日でした。34歳になりました。

 

事前に言ってなくて、皆驚いていたけど夜には急遽バースデーケーキを用意してくれて。

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この状況だけで、私にとっては全部特別で、最高の誕生日になりました。

メッセージをくれた皆さんも、どうもありがとう!

 

さて、マリファナはというと、、、

種類にもよるみたいだけど、私が吸ったやつは基本的にお酒を飲んだ時のようなまどろみ感があって、リラックス出来る感じ。でもお酒との相性はあまり良くなくて、すぐ眠くなってつまらない。他の人が持ってたハシシも試したけど、こっちの方が香りが好きだった。いづれにしても習慣がないので、自分で巻く作業が面倒くさくて、全部吸いきらず、残りは廃棄という結果に。。。状況や量によって効果も違うし、しっかり楽しんだとは言えないけど、面白い経験だった。確かなのは、煙草よりは喉が楽、ということと、ドラッグならやっぱり酒の方が好き、ってことかな。

 

1月3日。帰る前に最後の海辺の散歩。望遠鏡でないと見えないくらい遠くにアザラシの大群を見た。最後にいいものを見せてもろーた!

 

ケルンのミュンハイムに帰ると、デモをやってるというので、急遽参加することに。

1月2日、ネオナチがシルベスタのロケット花火を使って、ケルンの難民キャンプに火を付けるという事件があり、それに対する抗議&難民支援を訴えるデモだった。

2015年、ドイツで起きた同様の火をつける事件は121件(リンクは起きた場所についての記録と写真)、その他難民に対する嫌がらせ等を合わせると、500件は越えるという。

日本では、ドイツは難民受け入れに積極的だというポジティブな報道ばかりだけど、実際はナショナリスティックな考え方が広がっていて、こういう事件が頻繁にある。

ハンガリーとか、他の国と比較するといい方だ、という見方は意味がないと分かった。針のむしろのような偏見と上から目線は、なかなか根深いと感じる。

例えばシルベスタの夜、ケルンの中央駅付近ではセクハラが乱発、レイプ事件も起きた。犯人の中に外国人がいた事を理由に、移民や難民を受け入れるのはやはり危ない、という意見が出る。でもドイツ人だろうが、外国人だろうが、セクハラする奴はいるし悪い奴はいる。国を基準にして、多いとか少ないとかの比較も被害を受けた人からすると意味がない。

しかし、このような偏見は、自分にもあるんじゃないかと思う。知らず知らずのうちに、フィルターをかけたり、上から目線になっていたり。そこに陥らないように、フラットに考えたい。社会は複雑すぎるほど複雑なので、簡単ではないのだけれど。


以上、2016年の幕開けでした。

今年もどうぞ、よろしくお願いします!