2019年の幕開けは、デンマークのレム島で迎えました!
で、以下のような4コマ漫画を描いたんですが…
最後のコマの天秤、思いっきり逆になっとるやんけ!
モロッコへの輸送費とモロッコの人件費の方が断然安いので、天秤では軽くなってないといけないのに、、、
お恥ずかしい話です。
電車と船で行ったんだけど、乗り継いだ訳ではなく、電車が船に丸ごと乗り込むスタイルでびっくり!そんなのあり???
あり、にする人間の傲慢さってすごいな。こちらは電車が船に乗り込んだ状態。乗り込む所、外からも見たかった。
コペンハーゲンの街並みは、宮殿のような建物が整然と並んでいて、重厚。でもその一方で文化施設や港の遊歩道は、すごくオープンな雰囲気でモダン。
さらに、モダンで重厚なオペラハウスもある!
どこに行ってもお洒落で洗練されている印象だったんだけど、中心地の港を挟んで反対側のエリアに行くと、もっと雑然としていて、自由な建築も多くあり、面白かった。
そう、そのエリアはクリスチャニアという、元軍用施設をヒッピーたちが占拠して作り上げた自治区だったのだ!その地区の中心地では、マリファナも普通に売られていて、レストランやカフェ、床屋、服屋などもあり、多くの観光客で賑わっている。警察の姿も見たけど、特に地区そのものが弾圧されている訳でもなく、なんかそういう場所ってことでうまく成り立っているみたい。こういうあやふやな感じ、文句を言えなくする存在感って、いいね!
なんだけど、空間作りのセンスはなんかイマイチ好きになれなかった。自由さはあるんだけど、政治性やオリジナリティをあまり感じない。夏の休暇で訪れた、スロベニアの首都リュブリャナで見た、アクティビストが作った自治区の方が、もっとカッコよかったな。
とは言え、こういう自治スペースが都会に存在しているってだけでも、街の懐の深さを感じるね。日本と違って。
そんなこんなで、コペンハーゲンの色んな側面を見て回り、ホットドックやスモーブロー(パンの上に色々載ってるオープンサンド(写真参照))も楽しんで、デンマーク西側、ドイツとの国境近くにあるレム島へと向かったのでした。
レム島は北海にある小さな島なんだけど、デンマーク本島とは道で繋がっているし、浅瀬が広がっているので、あまり島という感じもなく電車とバスを乗り継いで到着。
ここの名産である、4コマで描いた殻付き小エビ、自分でむいて、美味しくいただきました。
でも実は小エビよりも感激したことがあった。私たちの貸し別荘のすぐ近くに海があって、ある日たくさん人が群がってなんか採ってるな〜と思ったら、、、
なんと牡蠣でした!!!
私たちも早速、買い物帰りの軽装備などお構いなしに参戦。
みんなのようにバケツいっぱいってほどではないけど、初めての牡蠣狩りに成功しました〜〜!まじ楽園。
早速、オーブンで焼いて食べる。しかものび太は牡蠣嫌いなので、私一人占め。ほほほ。笑いが止まりませんでしたね〜。小ぶりだったけど、うんま〜い!
その後も気が向いた時に海辺を散歩、牡蠣探す、食べるってな感じで最高でした。
自転車をレンタルして島を大体一周したり、半端なく広い浜辺をあてもなく歩いたり。
貸し別荘にはWi-Fiもないから、DVD鑑賞と麻雀と読書を楽しみ、あとは美味しいご飯と酒!
休暇とはこうあるべき!という理想の旅でした。
そもそもドイツに来てから、「休暇」というものを初めて経験している。
夏は2週間のスロベニア・クロアチア旅行、年末年始には10日間のデンマーク旅行。
ノビコで普段バリバリに働きながらも、これが実現できるなんて思ってもいなかった。
1年に1ヶ月程度の休暇が当たり前の権利として認められる社会だからこそ、出来る。
そしてそのために、お互いに協力しあえる仕事場を作れてよかった。
今年の休暇は、ノビコを休業する事なく取れるよう、みんなのスケジュールを調整中!
私たちは8月後半に、イタリアへ!う〜ん、楽しみ!