ニコニコ通り

漫画、木版画、イラストなどなど、製作中。

2020年6月号

さてさて。

テイクアウト営業も板についてきたノビコですが、最近はまた売上ががくんと下がり、苦しい状況になって参りました。

それで、私たちもついに7月から店内営業に踏み切ることになりました。

コロナウィルス対策は、徐々に緩和が進んでいるとは言え通常通りとはいかず、席も半分以下になるけど、もうこれをやるしか次の手はない。

不安要素は色々あるけど、店内営業で、お客さんを迎えることができるのは、やっぱり嬉しいもの。

 

そうやって少しずつ以前の普通を取り戻しつつ、マスクを常に携帯し、マスクをして働くこともまた普通になりつつある。

 

6月の4コマ漫画は、テイクアウト営業の中で描いたもの。

 

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上の部分を書いてから実は1か月ほど過ぎてしまい、今はもう8月。

店内営業を始めてみて、売り上げは大分回復しました。コロナ以前に比べると、2割減くらいかな。

コロナ対策の一つとして、以前は注文や支払いでお客さんがカウンターまで来ていたのを、フルサービスを導入して、お客さんが席からあまり動かなくてよいようにしたんだけど、これが案外良かった。店内が歩きやすいし、混乱が少ない。客席の回転率も上がっている気がする。やっぱりある程度コントロールされている事で、だらだら居座る雰囲気ではなくなるんだろうか。

コロナ対策が、意外にもお店のより良い形を考えたり実践したりする良い機会になっている。

 

こうやって臨機応変に変わっていけるのも、大事なこと。

頭も手もしっかり動かして対応していきたい。

 

仕事以外の時間は、動けないけどね。おうちでダラダラ。

そろそろサウナにも行きたいなー。

 

 

 

 

2020年5月号

忘れた頃にやって来るものといえば。

絶賛営業停止中だった4月に描いた、5月の4コマ漫画です。

 

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今ではイースト菌もトイレットペーパーも問題なく買える!

一体、あの頃はなんだったのか。。。

人々の不安が、まさかトイレットペーパーの買い占めにつながるなんてね。

糞の量が増えたわけでもあるまいし。

 

ドライフルーツの天然酵母で作ったピザは格別でした。

自粛中の自炊のほとんどは、のび太が考えてくれて、本人も時間をかけて作れるのがとても楽しそうで良かった。私が作るものと言えば、パスタとかラーメンとかばっか。ラーメンインスタントだし(笑)

どちらか一方に丸投げだと、自粛中のご飯作り(メニュー決定から洗い物まで)は特にしんどかったでしょうね。まあ普段もそうだけど。ご飯作りの過程でちゃんと分担してもらわないと。

うちは、私が大体洗い物担当になることが多い。でもその時々で話してバランスとっている。「私これやるからあなたはこれやって」とか「今日は疲れたから洗い物後回しでいい?」とか、言いやすい雰囲気ってほんと大事ですよね。

 

自粛中、家庭のあり方、パートナーとの関係性が変わった人も多いのでは?

それもまた、試練であり、気づきであり、チャンスでさえあるかもしれない。

 

 

 

テイクアウト営業、続行中

お久しぶりです。

一ヶ月くらい前からブログを更新しようしようと思いながら、もう6月なんですね!びっくりです。

 

1ヶ月ほど前、ノビコは無事営業を再開しました。テイクアウトのみですが、店内営業できるまでの一時的な間に合わせテイクアウトではなく、長期戦を覚悟したテイクアウト営業です。現に5月中旬頃から、レストランの店内営業は条件つきで許可されたんだけど、そんなの関係なく、テイクアウト営業続行してます!

今回はノビコのテイクアウト営業スタイルを紹介したいのと、これからどうするべきか?悩んでいる話を。

 

まずは店外から写真。

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窓の一面にテイクアウト用メニューをどどんと設置しました。手書きです。

メニューはうどんの種類を減らし、残念ながら天ぷらはなし。ご飯ものとして、炊き込みご飯を追加。デザートはクッキーのみ。飲み物はボトルのみ。コーヒーは豆や粉のみの販売となる。

 

そして一番左の窓が注文窓口。

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一番右の出入り口が、受け取り口になっております。

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どちらも、透明の板が貼ってあって、飛沫防止バッチリ。

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注文窓口を店内から見た様子。

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お気づきでしょうか。お金を置いたりカード支払いの操作をする為に、スライド式の箱枠が設置してあります。

これら全て、スタッフの手作業で作りました。DIY能力の高さにいつも驚く。

 

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お店の中に入ると、カウンターが手前にズズッとありまして、奥のキッチンまで割と距離があります。カウンターは通常営業時もっと奥にあり、その中でトッピングやドリンクを作ったりしてました。これを前に持ってくることで、キッチン(調理)、真ん中(トッピング&パッキング)、窓口(会計、受け渡し)で働くスタッフ同士の距離と導線が、効率よく取れます。

 

お客さんは一切お店に入る必要がなく、スタッフ同士の距離が取れるってことを大事に考えた結果です。周りのお店を見ても、ここまで対策しているところはなく、大げさでは?という眼も気になりました。警戒レベルは人それぞれだけど、パンデミックはまだ収束したわけでもないし、スタッフもお客さんもなるべく安心できるならその方が良い。それで、ちゃんと利益につながるなら。

 

ということで始まった、テイクアウト営業。最初の1週間は、予想以上にたくさんのお客さんが来てくれて驚いた。その後は少し減ったけど、なんとかお店は回りそうです。

通常営業に比べると、売り上げはもちろん減ったけど、スタッフの労働時間も減らしているので、なんとかなっている、という感じ。労働時間がいつもより減った分は、行政からの60%の給与補償でまかなっていて、この補償は来年まで継続してもらえる。段階的に80%まで上がるって話だったけど、いつからなのか。

ノビコのスタッフはもともと生活費ギリギリで働いている人が多いので、60%では足りないし、雇用体制により補償がもらえない人もいる。実質働いた分は100%もらえても、時間数は簡単に増やせないので、みんなギリギリの生活が続く。

 

もし、店内営業に切り替えたらどうか?

何度もシュミレーションしたけど、今より利益がグッと上がる気がしない&嫌な仕事が増えるので、踏み切れない。

ちなみに店内営業する場合、席数を減らす、お客さんの連絡先記入、手洗いか手の消毒推奨、などの対策をしないといけないので、労力ばかり増えてそこまでの利点が見えてこない。

季節的に外の席に座ることもできるし、多くの人がそれを望んではいるけど。。。

私たちも、本来ならお店の前に最大8席用意することはできるけど、今は注文や受け取りに店の前を使っているのでスペースがない。

今、まさにこの辺りで悩んでいます。

結局外で食べるなら、近くの公園や教会前の階段で、テイクアウトご飯を食べるのとそんなに変わりはない。しかもテイクアウトなら、Kioskでビール買ったりもできる!

と考える反面、食器にちゃんと盛り付けられたものを、その空間ですぐに食べたい気持ちはわかるし、そこには戻りつつある日常を感じたい、という意識も少なからず感じる。お客さんからもよく、「いつになったらお店で食べられるの?」と聞かれ、ちょっとプレッシャーも感じている毎日です。

 

そんな中、ケルンのレストランへの対策として、無料の駐車場を外の席として使っても良いことになった。これはすごい!ちゃんと手続きしないといけないらしいけど、ノビコの目の前の駐車スペース(1台分)を使えれば、6人くらいは座れそう!店の前と合わせれば14人。

色んな問題が出てくるので簡単には決められないけど、検討の余地はあるかも。

 

こんな感じで悩む毎日なんです。考えてはいるんですよ私たちも。いつになったらお店で食べれるの???という質問に自信を持って答えられるわけもなく。

ただ周りの緩くなった雰囲気に流されて決めたくない、というのはあります。

スタッフの中で納得できるかどうか、お店が存続するために一番効率良い形は何か。

それを大事にしないと、お店の存在意義そのものも守れない。

 

限られた営業の中でも、楽しい試みは色々あって。

自家製キムチを始めたり、紫蘇の苗を売ったり。

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週1回コロッケを出しているけど、できれば今後は毎日出したい。正直手間がかかるだけなんだけど、みんな喜ぶので。同じ理由で、ケーキも再開した。

箸をアジアンスーパーで買って、横流しで売ったりもしてるけど、全然美しくないので、竹の箸を手作りしたい。

仕事は減ったはずなのに、自分から増やしにかかっている笑。

 

まあ、楽しければいいか。

来週からは、夏うどんも始まる!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

毎日散歩ができる日々の記録 その4

ノビコが営業停止してから、1ヶ月とちょっとが過ぎた。

 

元々、現在の外出制限、学校等の閉鎖、休業要請は4月19日までだったのだけど、予想していた通り延長となりました。今のところは5月3日までとなっているけど、これもまた延長される可能性が高いし、一斉に元の生活に戻ることは出来ないだろうから、レストラン営業が許可されるのは、もっともっと先になるのかな、と覚悟しています。

でも一部のお店(お店の面積が800平方メートル以下の小売店)は営業再開が許されたり、学校も一部再開ができるようになっていて、今週に入ってから町がなんだか賑やか。おそらく、外出自粛に疲れてきた人も多いのだろう。もうそろそろいいんじゃない?みたいな気の緩みが漂っている。

 

その雰囲気を専門家は危険視していて、また数週間後に感染者数が急増してしまったら、もっと厳しい対策が必要になる、と。

4月22日現在、ドイツ全土の感染者数は150,085名、死者数5,223名となっていて、結構な数字ではあるけど、60%〜70%の集団免疫獲得レベルまで考えると、まだまだまだ少ない。

無症状の患者の割合が結構多いことが予想されているので、PCR検査をわりと沢山実施しているドイツでも、正確な感染者数はわからないし、実際は発表されてる数字よりずっと多いはず。その上で、様々な研究結果を踏まえて予想しても、2%〜4%程度だろうと言われている。

 

ちなみに私のこれらの情報は、ドイツのコロナウィルスの専門家、ドロステン先生が配信しているPodcast「コロナウィルスアップデート」の和訳ページからきています。プラス、この放送を聞いているのび太からも大事な情報を共有している感じです。

 

note.com

特にこの直近のインタビューでは、ドイツの今の気の緩みを心配していて、今のウィルスの分布図が人々の行動によって常に変化すること、感染者数が少ない地域にもいずれウィルスは拡散されるであろうことを指摘している。

今現在、ドイツの基本再生産数R0値(一人の感染者が平均して何人に感染させるかの値)は0,8程度で、これはここ数週間の対策の成果ではあるけど、少し規制が緩和されればすぐに1を越え、再びロックダウン状態にせざるを得なくなると警告している。

そしてもう一つ、私たちにとって大事な情報だと思ったのは、

一番ウィルスの感染性が高いのは、症状が出る前日で、症状が出始めて4日後から感染性が少なくなりはじめ、1週間後には感染性がなくなる、ということ。

つまり無症状の状態〜調子が悪くなってくる初期の段階が一番、誰かに感染させてしまう可能性が高い。

因みに、症状が出て1週間後に感染力を持つウィルスがなくなるという意味で、それ以降も、ウィルスは持っているしPCR検査をすれば陽性になる。

 

あと、この情報が役立つのは、感染したとわかった時に、自分が接触した人で感染させた可能性のある人の割り出しがしやすいってことかな、と。症状が出てからだけではなく、そのちょっと前の接触者に関しては、ほんの少し話した程度でも注意が必要。出来ればすぐに自宅隔離に入った方が良いかもしれない。(3密は危険を示す基準でしかなく、少しの接触飛沫感染する可能性はあるし、感染経路としては飛沫感染が主流、というのがドイツの専門家のスタンスです。)

ちなみに最初から最後まで無症状の場合の感染力はどうなのか、は言及がなかったけど、症状なかったら調べようがないから、わかんないよね。

 

イタリアの数百人規模の村で行われた実験では、ほぼ全ての人に2回のPCR検査をして、感染者の中の43%が無症状だったという結果がある。検査と検査の間は2週間。

ここからも、数字の後ろに隠れている感染者の数が多いことが窺える。

そして対策の一つであるソーシャルディスタンスがいかに大事か。そして感染者の早期発見も。

 

自分が常に感染している可能性を考えて行動する必要があるんだけど、実感のない事に気をつけながら生活するって結構難しい。長丁場になることを覚悟している今は、生活スタイルとして慣れていかないとしょうがないんだけど。

マスク着用もそうで、来週からドイツ全土で、公衆の建物内でのマスク着用が義務化される。スーパーに行くのも、マスクなしでは入れてもらえなくなるらしい。マスクがない場合は、ショールで顔を覆ってもオッケー。

日本だと、義務化しなくてもみんなマスクしようとするだろうけど、こっちでは強制力がないと浸透しないくらいマスクには慣れていない。ノビコでもスタッフにしてもらう事になるけど、やっぱりみんな不安そうだ。

使い捨てマスクもすでに高値になってきてるし、とりあえず、HKマスクをみんなの為に沢山作っといて正解でした。

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ノビコは5月5日から、テイクアウト営業できるよう、準備を進めています。

なので、毎日散歩するほどの時間的余裕もなくなっていて、忙しい毎日です。

お客さんを一切お店に入れずにやりとりが出来るよう、スタッフ同士の距離も取れるよう、お店のレイアウト自体も大きく変え、もうテイクアウト営業がしばらく続く覚悟で考えている。

これが、利益にちゃんと繋がるかは不安だし、状況によっては何度もお店を休業する可能性もある。今までの政府からの支援だけでは到底もたないし、継続した支援策についても、議論がされ始めている。

例えば、給与補償を80%まで引き上げることや、レストランが支払う19%の消費税を7%まで引き下げること、など。消費税については、テイクアウトは元々7%なので、店内営業再開後に引き下げの意味が出てくる。すぐに客足が戻るわけはないし、席数も減るだろうから、これは必要不可欠な対策だと思う。給与補償80%も、ノビコでは60%では生活できない人が多いので、切実に必要。つか、今までの60%もまだ支払われていないんだけどね。。

 

うーん、なんだかちょっと暗い投稿になってしまったけど、テイクアウト営業はやっぱり楽しみにしています!

同僚は、人との接触を減らす為に、接客ロボットまで用意してしまいました。コントローラーで歩いたり話したり出来るんで、お店の外に並ぶ人たちがお互いに距離を保つよう促すセキュリティロボとして採用!みんなの暇つぶし相手にもなるし、これで距離があっても寂しくなりませんね!

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コロナ時代をなるべく楽しく生きる為の発想は、こんなときだからこそ、すごく大事。

高円寺の素人の乱の人たちがオンライン上に作った場所、「高円寺なんとか文化会館」も、そこでの第1回目のトークイベントも、本当に素晴らしかった。

ただ出演者が同時につながって話すのを見る、というようなオンライントークイベントじゃなくて、ミニチュアの会場に、携帯電話を座らせて、みんなが画面越しに話すのを映像で撮って配信という、言葉だけでは伝わりそうにないので、画面を切り取った写真をどうぞ。

 

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手前にミニチュアの椅子も並んでいて、とても手が込んでいてかわいくて、素晴らしい。

今後、いろんなタイプのミニチュア会場が登場しても面白いし、それを作った人、配信する人、出演者にお金が回るようなシステムが今後作られたら尚良い。トークの中でも話していた、先に必要な額を払える人から集めて、配信は誰でも見れるってアイデアがとても良いなと思った。

オンラインでできる気軽さと、リアルに人が集まるイベントの中間を演出できていて、まさに、コロナ時代を楽しく生き抜くための場所!しかも海外から参加できるのは、この時代ならではの利点でもある。久々に、高円寺でのイベントに参加している感覚が味わえて、嬉しかったです。

またこの場所で、お会いできることを楽しみに!

 

今日はノビコでメニューの看板作り。晩御飯は炊き込みご飯とヴィーガンハンバーグ。

ビールで優勝を目指し、ほどほどにがんばります。

 

 

 

 

 

2020年4月号

3月半ばに、こんな花見をする事になったら可笑しいよね〜、なんて、日本人の同僚と話していた。

その時に描いた4コマ漫画。

 

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ソーシャルディスタンス花見どころか、出来なかった人がほとんどかもしれませんね。

 

それか、1人〜2人で簡易的に済ませたって人も多そうですね。

私も桜のある公園を何度も通りかかって、しんみり春の訪れを感じてました。

 

来年は、コロナ禍が収束に向かって、打ち上げ花見ができるといいなぁ。

(まだ無理かもなと思いつつも、願うくらいはしたい。)

 

 

2020年3月号

 今はもう、世界中を脅かしている新型コロナウィルスだけど、ほんの数ヶ月前は、別のことの方が怖かった。

東アジア系の人に対する差別意識である。

 

インフルエンザの方が危険なウィルスで、この頃もすでに多くの人が亡くなっているのに、新型コロナウィルスへの世界の反応はちょっと大袈裟ではないか?と思ってもいた。

 

もはや、そんな頃が懐かしくもなる。

2月半ばに描いた4コマ漫画です。

 

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とはいえ、差別意識はなくなったわけではない。

誰かのせいにしたがる人はいつだっているし、それが事実であろうとなかろうと、元々ある差別意識を助長させる理由にはなる。

コロナウィルスを武漢ウィルスと呼ぶだけで、誰かが差別される可能性があるし、心を痛める人がいる。だからこの呼び方には、悪意しか感じない。

 

インフルエンザもなくならないけど、インフルエンザになる事を、誰かのせいにする人もいない。そんな事をしても無意味だから。ウィルスはなくならないから。

新型コロナウィルスは、まだ治療薬もないしワクチンもないから怖いけど、どんなに気をつけていたって、なる時は来るだろう。

なったとしても謝る必要はないし、自分も申し訳ない気持ちで潰れてしまわないよう、冷静に受け止めたい。

 

そんな心の準備をどこかでしながら、コロナ時代を生きてます。

 

 

 

 

 

 

2020年2月号

せっかくいつもより時間があるんだから、4コマ漫画でもアップしましょうかね。

(ふと思い出したように)

 

食事をとる時に、気になることの一つ。

それは、辛いか、辛くないか。そしてどれ位辛いのか。

 

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お客さんの言いたいことはわかる。ドイツ的辛さ=あまり辛くない、アジア的辛さ=すごく辛い、なんだろうと思う。

共通のイメージがあるからこそ通じる例えだけど、見る起点が変わればそれも変わる。

アジアの中でも色んなレベルの色んなタイプの辛さがあるのよ、なんなら日本はそんなに辛いもんのイメージないのよ。と言いたくなる。

 

ドイツから見たアジアへのざっくりしたイメージを知って、なるほどねと思うのと同時に、逆にヨーロッパへのざっくりしたイメージで語る人は日本にも沢山いるんだろうな、と納得するのであった。