広島に帰ってきて2ヶ月経った。
やろうと思っていた事がどんどん日常の中で埋もれていく〜。生活というのは、そういう恐ろしさもあり、また別の充実感もあり。
そんな中、やりたい事のひとつは着々と進行中です。
7月9日(土)、広島ふらんす座(ヲルガン座の3階)にて!
「刷る!!ワークショップ ステンシル×木版画」開催します!
木版画のワークショップがやりたいやりたいやりたい!でも一人でやるの不安・・・。と、ヲルガン座主宰のゴトウイズミさんにしつこく話していたところ、ステンシルでTシャツを作っておられるニーノさんと一緒にやるWワークショップ、という、モリモリな形で実現できることになりました!
ステンシルコース、木版画コース、お好きな方を選ぶ事が出来ます。時間が許せば、両方やってもOK!
一応14:00〜/17:00〜の前半後半に分けていますが、デザインによっては一日かかる人もいると思うので、14:00〜最後までたっぷり制作してもらっても構いません。
キャパ的に、定員各回10名にさせて頂きますので、ぜひやりたい!という方はぜひご予約を!
てな感じです〜。どうぞよろしくお願いします!
上のフライヤーの写真、ちゃっかりマレーシアの木版画コレクティブ「Pangrok Sulap」のリゾが彫っているところを使っちゃいました。沖縄辺野古で、米軍基地の隣で、すごいスピードで彫っていたリゾ。大切なのは、思いを乗せることでデザインじゃない。って事を体現しているようでした。
リゾたちPangrok Sulapが木版画コレクティブをやるきっかけになったのはインドネシアのパンクバンド、MARJINALの活動。彼らは孤児たちと共に暮らし、版画でTシャツを作る技術を教え、生活の糧とする学びの場を作っている。日本でもドキュメンタリー映画が各地で上映されたし、広島ではMARJINALのライブもあったので、知ってる方もいると思います。そしてインドネシア、ジャカルタで活動するアートグループTaring Padiもまた、木版画を使って、ラディカルなメッセージを発信し続けています。
東京で始まった木版画コレクティブ「A3BC(Anti-War, Anti-Nuclear and Arts of Block-print Collective)」も、MARJINALやPangrok Sulap、Taring Padiなど東南アジアで盛り上がる木版画ムーヴメントに影響されて生まれました。その後国内各地、欧州各地でワークショップを行って、昔から、人々の思いを伝える手段として使われた木版画の魅力が見直され、じわじわと広がっているのを感じます。
何でもいい。みんなの心にある何かが染み出てくるような、そんなものが見たいです。いや、手を動かせばおのずと出てくるか。それが面白いところでもある。
ステンシルのニーノさんとは、ヲルガン座で働き始めた頃に出会いました。話してみると、同じイベントに実は行っていたり、繋がる話が沢山出てきて、本当はもう出会っていたのだな、と思いました。そういう人と一緒に何か出来るのは、とても嬉しい。
当日は、ニーノさんが作ったもの、私が作ったもの、A3BCでつくったものも持っていきます!
ぜひ、会いに来てください。
お待ちしておりま〜す!