ニコニコ通り

漫画、木版画、イラストなどなど、製作中。

2023年8月号

新年の挨拶もろくにしないまま、2024年に突入してしまいました。

のらりくらりのブログではありますが、今年もどうぞよろしゅう!

 

まずは去年の4コマ漫画をどんどんアップしていかないと始まらない。

なんだかずっっと宿題に追われてるような、消化試合が続いているような感じなんですが、ああ2023年はこんな感じだったな、と後で読み返すために、一応紹介させてください!

どんどん殺人的になってきているドイツの夏の暑さについて。

日本の暑さも年々ヤバイことになっているんだろうし、冷房使うの、全然いいんですよ!むしろ、死なないために使うべき。

でも私の記憶では、スーパーとか職場とか、冷房の効きすぎで寒いくらいだったし、外との温度差がヤバすぎて逆に身体がしんどいってこと、よくあったなぁと思います。

冷房使うなら、適温25度〜28度をちゃんと守って使って欲しいって何度思ったことか。どんなに外が暑くても、室内の温度が18度とかである必要はありませんよね。

 

ドイツに来てすぐの頃、冷房に慣れた私の身体は、冷房のないドイツの夏がめちゃくちゃしんどくて、身体がずっと火照って眠れない夜もあった。それもだんだん慣れてくると、暑さに耐えられる自分の身体を実感できて、なんだか嬉しかった。ポイントは水分補給をしっかりすることと、食べ物、飲み物で身体の内側から冷やすこと。ドイツの人が夏にやたらアイスを食べるのは、理にかなったことなんですね。

でもまあ、それでも耐えられたのは、ドイツの夏が基本空気はカラッとしていて、日陰に行けば涼しく、風に当たれば心地よく、かつ短いっていう特徴があったから。

 

最近は、というか去年は、特に湿気が高い日が続き、ノビコのキッチンで働く私たちを苦しめた。ただでさえうどんを茹で続けているキッチンは湿気高め。もちろん冷房もない。日差しの強い外よりもキッチンの方が暑く、室内温度が35度を越える日も多かった。湿度が高いだけでこんなにもしんどさが増すんだな、と実感したし、冷房なし生活に鍛えられた私の身体もついに限界を越えてしまった。視界がチカチカして目眩がするなんて、完全なる熱中症の症状が出てしまったので、こいつはあかん!と冷房設置も検討はしたけども・・・。

キッチンを閉め切るのはシステム上難しくて、じゃあ店内までも閉め切って営業をするとなると、相当な電気代もかかるし、夏は外の席もあるので、基本ドアも窓も開けっ放しにしたい。色々検討した結果、キッチンの換気扇をもっと強力なものに替えるという作戦で、今年の夏に挑むこととなったのでした。

 

どんどん暑くなるドイツの夏、最近は電車の中など冷房が効いてる場所も増えた。正直とてもありがたいのだけど、冷房が増えれば増えるほど、街中の外気温は上がっていく。地球温暖化ガスももっと放出されるだろう。しかし暑さで人がバタバタと倒れていくのを黙って見てるわけにはいかない。一度動き出した悪循環の歯車を止める方法は、果たしてあるのか。

外で遊んだりバーベキューをしたりする人でごった返す、夏の公園の風景が失われないことを願うばかりです。