ニコニコ通り

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【Cafe Fatsch becomes Nobiko】

 

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ついについに、情報公開になりました!
ドイツ、ケルンのCafé Fatsch というヴィーガンカフェにて、週に2回日本食を出してきたノビコディナー。


来年春からCafé Fatsch と合体し、カフェやケーキも楽しめる、うどんCafé & Barとして、生まれ変わります!


日本で、うどん居酒屋なら見た事あるけど、うどんカフェは見た事ない!それがここケルンで出来るって、なんかワケわかんないし可笑しいし面白すぎる、と思っていて。今、この早すぎる展開に驚きながらもワクワクしております。

 

Café Fatschは4年前に始まって、コレクティブで運営するというコンセプトの元、誰がトップという事もなく6人のメインスタッフが常に話し合いながら、進んできた。ヴィーガンであること、レイシズム、セクシズム、ファシズムなどの社会的暴力と向き合うこと、など日常の政治性を大切にしながら、多くの人が気軽に利用できるスペースを作り上げてきた。フェミニストの勉強会や政治的アクションに繋がるイベントの為にも無料でスペースを提供しているし、飲み物食べ物の値段もとてもリーズナブル。ボランティアで手伝ってくれる方も多く、店と客、という明確な区切りなく沢山の人と一緒に作り、支えられてきた、そんな場所です。


今年の春、Café Fatschの今後について話し合いが行われ、スタッフのそれぞれの事情や、経営状況も加味し、一旦今の形に終止符を打とうという事になり、その後を継ぐ形でノビコ続投が決まりました。
新ノビコは、Café Fatschで働いている1人のスタッフと、私と、相方のび太の3人で運営していく事になります。
今までのCafé Fatschは、昼〜夕方の営業だったのが、昼〜夜に変わり、アルコール類も提供するBARの要素も入れようと計画中です。
ささっとご飯が食べれるImbissでもあり、のんびり出来るカフェBARでもある、というのをイメージしています。Café Fatschの人気メニューであるFatschバーガーも存続します。

 

形は少し変わっても、誰がトップという事なくコレクティブでやっていきたいという気持ちは、一緒。そして今までのようにミーティングやイベントの為に場所を提供する事は出来ないけど(数は少なくなるという意味)、私たちなりの政治性を持って、やっていきたいという気持ちもあります。


例えば、使う食材は、産地のなるべく近いものを使う、という事や、値段を消費者の立場になって考える、という事。私たちが連帯を持つイベントやデモなどの情報が入る場所である事。
さらに、ここで働く者たちがこれで生活できる、という事。働く環境を納得いく形で作りたいというのは、大きな課題だなと思う。その為に必要な収入をいかにして得るか、をシビアに考えていかないといけない。
ある意味今のCafé Fatschもこの部分で限界はあったと思う。どうしても負担が偏り、働きまくってもお金が足りなかった。

 

苦労するのは目に見えているし、絶対にお金持ちになんてなれない。
でも今の状況や周囲の後押しで、めちゃくちゃ楽しい事になるんじゃないか、と思ってる。

 

今は設備が足りなくて、揚げ物がお店で出来ないけど、来年初めから始まる工事でクリアにさせ、天ぷらも出す予定。
やっぱりうどんのお供には天ぷらがなくてはね!
いや、分かりますよ。天ぷらは難しい。素人が何を言ってんだって。

 

でも、今は素人の時代なんで。
クックパッド最高!

 

がんばります!
さあ、忙しくなるぞー\(^o^)/!