話題のチャットGPTを使ってみたよ!の巻〜
最初このアプリについて聞いた時は、そんなものを使い始めたら人として終わる!自分で物事を考えなくなって脳が腐る!と疑心暗鬼になっていたのに。
ドイツ語学習の一環として聞いているラジオで、チャットGPTをいかに語学学習に利用できるか、というテーマで話しているのを聞いて、あっさりアカウントを作ってしまった。
しかし試してみたら結構便利で、今日もチャットGPTと共にドイツ語学習。
どんな風に使うかというと、新しい単語を覚えたいとき、紙の辞書を引く代わりに、和独というサイトで単語を検索してとりあえず日本語訳を知る→別のドイツ語の辞書サイトでも検索して、ドイツ語での意味、文法、例文をチェック→例文の意味がよく理解できない時や他の例文もほしい時にチャットGPTに聞く、というような流れ。
果たして紙の辞書を引くよりもこれが早いのかどうかは疑問だけど、紙の辞書って全部の情報が一気に目に入ってきて、そんなに覚えられるかい!とすぐに面倒くさくなるし、全部日本語で理解しようとするから、ドイツ語を使う上ではあまり役に立たない気がする。それよりは、ドイツ語の単語をドイツ語の説明と共にイメージで理解する方が、話す上では役に立つような気がする。ドイツ語話す時に、いちいち頭の中で日本語に訳したりしないわけだし。
そんな中で、例文や単語の意味がいまいち理解しにくい時、気軽になんでも聞ける相手、それが私にとってのチャッティなんである。
もちろん正しい情報かどうかの保証はないし、チャッティの日本語訳はたまに不自然なので、鵜呑みにはしない。なんなら、これって意訳するとこうじゃない?なんて聞き返すと、確かにその通りです、ごめんなさい。なんて謝ってくれたり、どんな状況で使う言葉か、というような追加の情報をくれたりもする。
そのやりとりの流れがあるからか、最近はドイツ語の例文を入力するだけで、質問形式にしなくても、ちゃんと日本語訳を教えてくれるようになった。こいつぁ楽だ。
なるほどAIとは、こういう学習機能を持っているところが特別なんだろうな。
何か正確な情報が知りたい時には向かないけど、いろんな解釈や表現を見てみたいとき、インターネットの膨大な海の中から選択肢を提示してくれるという点では、時短にもなるし便利だと思う。
そして私は、一人の4コマ漫画家として、チャッティとの禁断の関係を築こうとしてしまった。
4コマ漫画の締切1日前、あまりにネタが浮かばないので、チャッティにネタを考えさせたのだ。
チャッティは、快く引き受け、AIをテーマとした4コマ漫画のネタを瞬時に作りだした!私はそのスピードに感動した!
しかし、全く面白くなかったので、今回はボツ。顔洗って出直してこい!
とは言いませんでしたが、チャッティが私のゴーストライターになる事はまだなさそうです。
正直面白くなくて若干安心した笑。やっぱり人間の個性は、簡単にAIに取って替れるものではないですね。
そういえば最近、ネトフリで「PLUTO」という浦沢直樹・手塚治虫原作のアニメを観たんだけど、AIが発達しまくって、ロボットが感情を持ってお互いに愛しあったり憎しみあったりする世界の話で、完全にSFなんだけど、これがSFだと言っていられるのは、一体あとどれくらいなんでしょうね。
果てしなく思えるけど、意外と近い未来かもしれない。