ニュー・エキサイト・オンナ・バンド、CHAIが解散したのは、今年3月のこと。
国内外で評価が高くて、バンドとして順調に見えたからこそ、ちょっとびっくりしたし、残念にも思ったけど、そういう良い時にスパッと辞められる、と言うのもある意味CHAIの強みというか、かっこよさなんだよな。
メンバーそれぞれのやりたい事をやるためにっていう理由もまた、CHAIらしい。
だからこそ、2023年の11月、ブリュッセルにて最初で最後のライブが観れたこと、本当によかったなぁ!
本当に本当に楽しかったし、ずっとハッピーな気持ちで踊らせてくれたCHAIへの感謝の気持ちで、胸がいっぱいになりました。
こういう経験、久しくしていなかったことも思い出した。
そんな素敵な思い出をもとに描いた4コマ漫画がこちらです。
好きな人、尊敬する人を目の前にすると、緊張して泣いちゃう42歳が私です。
昔からこういう状況には弱くて、すぐ泣きそうになるんだけど、何歳になっても変わんないなって思いました。
物販に来てくれたマナさんとユウキさん、優しかったな。
写真も一緒に撮ったけど、まじ涙顔で恥ずかしすぎるので、見せられません。
NEO KAWAIIって概念は、つまり「ありのままの自分を愛せ」ってことだと思ってて、コンプレックスも年齢も受け入れていくために必要なマインドだけど、だからと言って全部を晒せるわけではないし、自分を恥ずかしいとかみっともないと思う気持ちは消えない。
最近、自分の顔に老いを感じてて、これをそのまま愛せるのか疑問だけど、「そのまま」を愛さなくてもいいのか、とも思う。これに抗ってフェイスケアに力を入れてみたり、メイクやファッションで誤魔化したりってことも、ありのままの自分だし、そんな自分もいいじゃんってことだと思う。
コンプレックスを愛せってのは、コンプレックスなんて感じなくてもいいんだよっていうよりは、コンプレックスを感じてバタついてる自分も丸ごと含めて愛せってことなんじゃないでしょうか。そしたらいつか、自己肯定感がコンプレックスを追い越して、自由になれる=CHAIってことでいいですか?
なんだかんだで、ルッキズムを最高にポップに、クールに可愛くぶち壊してきたCHAIは偉業だよ。
ありがとう、CHAI!これからも応援しています!