いやー、またまたご無沙汰してしまいました。
12月に突入すると、自ずと今年の出来事を振り返りたくなるってもんですね。
ってことで、7月あたりに描いた4コマ漫画から。
実はこんなエピソードは氷山の一角に過ぎず、のび太のキノコ栽培への熱意は、もっと深い。
始まりは今年の5月。どうしてもキノコを栽培したいのび太は、ついにキノコの菌を購入し、自分で切ってきた木に植え付ける、という本格的なキノコ栽培に着手。
うまくいけば、毎年キノコの収穫が見込めるが、とりあえずは1年半位待たないかんらしい。私には詳しいことはわからんが、面白そうなので、植え付けの現場には同行させてもらいました。
購入した種類は、舞茸、しめじ、ナメコ、ヤマブシタケ、タモギタケの5種類。
のび太兄の協力を得て、みんなで丸太を庭に転がして。
まずは、この丸太にチェーンソーを使って切り込みを入れる。子供も大人たちの企みに興味しんしんである。
そして切り込み部分をこのようにテープで覆い、
菌を植え付けるための穴を、切り込み部分に開ける。
そして購入した菌と木屑みたいなのを混ぜたものを、穴にちまちま植え付けてゆく。
上からテープで蓋をして、陰になってる湿気の多そうな場所に、ゴロンと横たえさせ、
シートを被せて、とりあえず放置。
のび太兄の家の駐車場に置かせてもらったので、たまに遊びに行っては様子を見ているのだけど、今のところ目立った進展はない。来年この丸太は、ノビコの裏庭に移動され、もしうまくいけば新鮮なキノコがノビコのメニューに使いたい放題になる、かも?そんな夢みたいなこと、本当にあるんですかねぇ。。。
で、この時に残ったキノコの菌をどうにか使いたい!ってことで家庭でもできるやり方で栽培してみたのが、この4コマ漫画のエピソードになっているソレです。
一時期、我が家にはキノコの菌が入った土の袋?菌床って言うんですかね?がいろんな場所に置いてあって、たまにカビてきてすんごい色になったりしてたんで、健康被害が気になったり、風呂場が一番湿気が多いからと言って、浴槽の横にキノコを設置された時には、私の幸せな入浴タイムを阻害されたようで、口論になったりもしましたが。
その後、ちゃんとキノコ用のラックを浴室の端に設置し、そこに加湿器も完備、キノコの家庭栽培への環境を整えた結果、今年は実に色んなキノコを食させていただきましたので、ここに紹介させていただきます。
まずは、ヤナギマツタケ。イタリアでよく食べられてるらしく、リゾットにしてみた。歯応えもあってまあまあ美味。これは多分成長し過ぎたかな。
そして4コマにも登場した、タモギタケ。シンプルにバター醤油でいただいた。沢山採れたのに、食べる時は一瞬。
因みにこれが噂のキノコの為だけに導入された加湿器。光ります。
ピンクのヒラタケ。これ味がね、なんか牡蠣っぽいんだけど、それもそのはず、ヒラタケってAusternpilzeって言ってオイスターが名前の由来なんです。ピンクは普通のヒラタケより牡蠣感強めです。
数ヶ月の沈黙を破り、いきなり急成長したナメコ。まさかドイツでナメコをこのような形でお目にかかるとは。パスタにしたら激ウマでした。
それぞれ一度休息期間をおくと、もう1回位は収穫できました。
お気づきかと思いますが、舞茸、しめじ、ヤマブシタケの家庭栽培用の菌床は全滅。すべてカビに支配されてしまいました。他のキノコ、ヤナギマツタケやピンクヒラタケは、菌床そのものを購入したので、難易度は低いそうです。
まぁなんだかんだ、文句も言ったけど、こうやって美味しいキノコが食べれるなら、のび太のキノコ栽培という趣味も悪くないもんです。
私はこれからも多分、食べる専門だけど。
一大プロジェクトである丸太のキノコがどうなるのか、来年またどこかでご報告できたらと思います!
乞うご期待!