ニコニコ通り

漫画、木版画、イラストなどなど、製作中。

2021年8月号

ちょっと愚痴になってしまうのだけど。

もう最近仕事しかしてなくて、疲れがたまりまくってて、朝起きても布団の中から出るのにもんのすごい気合いが必要だし、色々やりたいこともあるけど余裕がない(ブログ更新もその一つ)。

と言うのも、色んなことが重なって、ノビコは今めっちゃ人手不足。休暇、育休、そして事故による療養。かつ、コロナワクチンの追加摂取ラッシュで、副反応で休む人も多く。11月初めには、ノビコのスタッフ内で初のコロナ感染者も出た。幸い軽症だったし、ノビコ内で感染が広がったわけではなく休業する必要もなかったけど、同居人の中にはノビコのスタッフも2人いて、PCR陰性がわかるまでは隔離する必要もあり。。。誰のせいでもなく、全部仕方ないことではあるけど、こういう時思い切って休業するほどの資金的余裕がない、というのが現実なので、経営者3人が身を粉にして店を回すしかない。もしこれで巷で話題のオミクロン株が猛スピードで広がったら、、、と想像すると恐怖しかない。

そんなノビコの置かれてる状況の厳しさを実感した、今年の秋〜冬。

 

イチゴ大福づくりで盛り上がっていた春〜夏がもう夢のよう。。。

 

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こちらがノビコ特製のイチゴ大福!荒削りなところもあるけど、もち米から作るとやっぱり美味しい。

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そして、こんな風にやる気スイッチが入った時ののび太は、どんな手間でも手間と思わず、突っ走る。

イチゴの季節が終わったと思ったら、今度は桜餅だった。

そのために、花見をやっては桜の葉を何百枚と集め、一枚一枚塩をまぶして、数ヶ月漬けて、、、あんこも小豆から手作りで炊いて、、、、

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土日のみ販売した桜餅は大変好評で、来年はもっと葉っぱを集めないと・・・!と意気込んでいる。なんなら、桜の木を桜餅用に植えたいとまで言っていた。

 

こんな手間や時間を、全部「仕事」としてお金に換えることは、ノビコのような小さなお店では出来ないと思う。「情熱」があるから、そしてそれを楽しんでるから出来ることだ。大福だけでなく、自家製の紫蘇ソーダやアンパン、メロンパンもそう。

でもお店にとって、こういう試みというか、ニュースを発信していく事ってすごく大事だと思っていて、それがなかったら、外から見ても内から見てもつまらないお店になってしまう気がする。

 

秋からはくるみ大福を販売する予定だったけど、上記のような事が重なり、土日の大福販売は見送りになった。店を回すことのみで精一杯だからだ。

 

またいつか再開できるように、まずは体制を整えていかないと。

何事にも学びがあるはずなので、愚痴はもうここまで。今年の営業もあと二日だし、クリスマスにはしっかり休んで、気持ち切り替えてがんばります。

災い転じて福となす!

お正月は餅つき機で思う存分餅食って、大きな福をみんなと分かち合いたいです。