一時帰国をすると、改めて日本の文化や社会のアレコレに気づくことがある。
そしてまたドイツに帰ってきたとき、今度はドイツのアレコレを再認識するってことが誰にでもあると思うんだけど。
今回の一時帰国でとても印象に残っているのは、天気だった。
日本の冬の天気ってこんなにも気持ちいいものだったのか!
東京滞在時のほとんどが晴れだったし、空が高くて、遠くまで見渡せる感じ。
寒さもドイツに比べれば大したことなかったし。
西日本にいた時は、ちょうど寒波が到来しててドカ雪だったけど、それもまた乙なもので、雪景色に心が洗われるようだったわ。
ドイツ、特にケルンは雪は降っても積もることはほぼないし、べちゃべちゃしているだけで嬉しくもなんともない。
ジメジメしていて、基本的に曇り空でどんよりしていて、寒い寒いドイツの冬。
気分がね、落ち込むんですよやっぱり。
一時帰国後、デュッセルドルフの空港から電車に乗り換える時に見たどんより空で、ああドイツに帰ってきたと実感し、日本の素晴らしい冬の青空が速攻で恋しくなりました。
4コマの後半部分、インターネットの繋がりが悪すぎる問題と、電車の遅延問題も安定のドイツあるある。
電車が田舎をひた走っている時は、紙の本を読むか、ぼんやり外を眺める絶好のチャンスだし、遅延なく目的地に着いたら自分は幸運だと思う。
そう思えば、これらは意外と憎めない一面なのだけど、
冬のドイツの天気だけは、これからも愛せる自信がない。
ここ数週間も雨か曇りかで、もうすでにうんざりし始めている。
まだ11月も半ば。冬はこれからだというのに。。。