もはや2022年も11月で、一体どうして毎月4コマ漫画をアップするくらいのことが出来なかったのか、愕然としております。。。
いつものことと言えばそうなんだけど、なんか今年は特にブログのことを考える余裕もなく、あっという間に過ぎていったようにも思う。
4月についにコロナに罹患したことも、まるで遠い昔のよう。
その後描いた4コマ漫画がこちら。
いやー、こんな風に4コマ漫画のネタになるレベルで済んで、ほんとに良かった。
他の症状としては微熱、咳、鼻水といつもの風邪より少しきついかなってくらい。喉が異常に痛かった。あとは、陰性になってからも1ヶ月くらいは息苦しさが続いて、喘息の薬を服用したけど、後遺症というレベルではなく、病み上がり状態が長引いてた感じ。
今回、ノビタが先にコロナに罹患して、最初の数日は家庭内隔離だったので、食事も全部別々、顔を合わせる時はマスク着用、かつ長話はしない。それがかなり面倒くさく、私も陽性になった時は、家で自由に過ごせるのが嬉しくて、少しほっとしたくらい笑。
買い物はネットスーパーを頼み配達もしてもらえたので、いつも通り好きなものが食べれたのも良かった。ドイツでは行政から食品が送られたりとか、ホテル療養とかそんなサービスはなく、軽症の場合は自力の自宅療養が基本。もし周囲とのつながりが希薄で一人暮らしだったら、と思うとさぞかし心細いだろう。
時期的にワクチン接種もかなり浸透したあとだからか、町医者でのPCR検査と診療もかなり軽いもので、5分もかからない内に終了。医者さんも医療マスク一つの軽装備で、大丈夫なんか、、、?と心配になったほど。
私自身、ワクチンは3回接種済みの中、今回罹ってみて、だいぶコロナへの警戒心が溶けたというか、世間的にもインフルエンザのようなよくある病へと意識が変わってきているのを感じる。
とはいえ、とは言えですよ。
コロナに罹った後の、後遺症の怖さというのを忘れてはいけない。
経営者3人のうちの一人Kiseさんも6月にコロナに罹患。軽症でちゃんと回復したと思った矢先、尋常でない身体の疲れなどに襲われ、7月から今までもう4ヶ月以上、コロナの後遺症に苦しんでいるのだ。後遺症初期は、だるさ、息苦しさ、めまいなどに加え、頭もぼうっとするとのことで、全く働ける状態ではなくなった。2階から1階に階段で降りただけで、もう息切れがする、とかもう普通ではない。その後、波がありながらも少し回復し、今は、短いシフトで働いてみて様子を見つつ、徐々に長くしていくっていう、ハンブルガーモデルというやり方を試している。が、ここ数ヶ月、快方に向かっているとは言い難い。
もともと、一日8時間〜10時間働くような人だったので、この落差は本人としても相当つらいはず。
かつ、ノビコの他のメンバーの病気や休暇も重なり、7月からもうずーっと、人手不足。新しいスタッフを雇ったり、営業時間を短縮したり、たまには臨時休業をしながらもなんとかやってきた2022年でした。。。
秋から天ぷらを再開するために準備していたのに、こんな状況ではとても始められず、おそらく来年になっても、しばらくは無理そうだ。
コロナの後遺症は、明確な治療法がなく、先が見えない。
どれくらい続くかは人それぞれ。
Kiseも色んな医者を訪ね、検査して、できることを模索する日々。
とにかく休んでほしいけど、私たちも限界まで働いている中で、ノビコを維持するためには、彼の力は必要不可欠で。仕事好きな人だから、自分から進んでできる限りシフトを取ってくれてるけど、それで本当にいいのか?と悩む日々。
新年になっても快方に向かわないようなら、新しいキッチンスタッフを募集しないといけなさそうです。
そんな彼の姿を見てきたからこそ、改めて思うのだ。
やっぱりコロナを甘く見てはいけない、と。